2018年8月2日
8月から異変が起こるかも?
みなさん、こんにちは
大井建設の大井です
8月に入り、暑い日が続いていますが
体調はいかがですか?
さて、8月に入り天気の異常気象が続いていますが
住宅ローンに関しても、異変が起ころうとしています
皆さんは、ご存知ですか?
それは、突然の発表でした!
7月31日に日銀の黒田総裁が
「長期金利の上限を0%から0.2%程度まで容認する」
と発表したのです
※長期金利は新発10年物の国債金利です
そのため、8月1日の日本経済新聞では
1面に大きな記事で出ています
そのくらい大きなインパクトがありました
では、この発表はどんな影響があるのでしょうか?
皆さんに一番大きな影響を与えるのが
住宅ローン金利の上昇です
住宅ローンの金利は長期金利に連動しています
その長期金利が黒田総裁の発表により
上昇に転じる可能性が高くなってきたのです
では、いつから住宅ローンは上昇するのか?
詳しい時期はわかりませんが
まずは住宅ローンの固定金利が上昇していきます
そして、一番最後に変動金利が上昇します
そのため、まずは固定金利に注目してください
黒田総裁が0.2%の上昇を容認したので
住宅ローンが0.2%上昇する可能性が高くなりました
では、0.2%はどの程度負担が増えるのでしょうか?
フラット35の8月の金利は7月と変わらず1.34%だったので
2500万円を30年で払う場合についてご説明します
1.34%の場合 毎月84,373円 総返済額 30,374,541円
1.54%の場合 毎月86,760円 総返済額 31,233,857円
となります
毎月2,387円 総返済額で859,316円 負担が増える計算です
「住宅ローンが上昇します。今が最後のチャンスです!」
もしかしたら、住宅の営業マンにこんな言葉を言われるかもしれませんが
金利が上昇する可能性が高くなったのは事実です
でも、
・本当に上昇するのか?
・いつから上昇するのか?
・0.2%上昇するのか?
誰にも分かりません
もし、営業担当者から住宅建築を焦らすような発言を受けたら
・では、いつから上昇するのですか?
・何%上昇するのですか?
と聞いてみてください
たぶん、ハッキリした答えは返ってこないはずです
参考までに8月の八十二銀行の金利表を載せました
まだ7月の金利と変わっていません
9月の金利がどうなるのか?
今後の目安になりそうですね!
ちなみに、8月2日の日本経済新聞の朝刊はこんな見出しがありました