2019年2月18日
増税前に契約をした方が良いのか?それとも・・・
みなさん、こんにちは
大井建設の大井です
今日は「増税前に契約をした方が良いのか?」
について、2月17日(日)に佐久市で開催した
勉強会の内容を含め簡単に解説します
ご存じのように、2019年10月1日より
消費税が8%⇒10%に上がります
そして、住宅に関しては特例として
2019年3月31日までに契約をすれば、
引渡しが10月以降でも消費税8%になります
そのため、もしかしたらハウスメーカーなどでは
「3月中に契約をした方が得ですよ!」
と、あなた様を急がせているかもしれません
もし、本当に増税前に契約をした方が得であれば
「駆け込み」が起きています
でも、現実には今回の増税で「駆け込み」は起きていないようです
という事は・・・・
そうです
今回の増税に限り、全員の方にとって
「増税前に契約をする方が得になる」とは言えないようです
そこで、勉強会でもお話ししましたが
増税後の政府の対策に関して解説します
増税後は
・すまい給付金の拡充 30万円⇒50万円
・住宅ローン減税の延長 10年⇒13年
・住宅ポイントの新設 35万ポイント
です
簡単に言えば、増税の2%分は
住宅ローン減税の3年延長で、ほぼ相殺されます
そのため、増税後の方が
「すまい給付金+住宅ポイント」(20万円+35万ポイント)
有利になります
では、増税後に契約をした方が得なのですね?
この部分のみを見れば、そうなりますが
現実問題として、そう簡単には言えません
最後の検討事項として「金利」があります
2月のフラット35の金利は1.31%です
もし、金利が0.1%上昇すると2,500万円借り入れの場合
40万円負担が増えます
0.2%上昇すれば80万円の負担増です
下のグラフを見てください
昨年11月の金利は1.45%でした
今年2月の金利は1.31%です
なんと、0.14%も下落しています
もし、数ヶ月で0.14%上昇したら60万円の負担増になります
増税前、増税後で比べる事も大切ですが
それ以外の要因、ローンの金利を忘れてはいけませんね
いかがでしょうか?
追伸
今週末は佐久市で完成見学会を開催します
今回ご覧いただく住宅はゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)で
主な見どころは
・太陽光発電(10kw)付きのエコ住宅
・奥様目線で考えた家事ラク動線の家
・家族がワイワイできる和室付き23帖のLDK
・使いやすさ最優先で造った14カ所の収納
です。
ぜひ、ご参加くださいね!
会場はこちらです
https://www.kosodate-ouen.com/assets/schedule/pdf/20190223.pdf