2020年10月29日
「年金が下がる?」新聞の1面の記事です
みなさん、こんにちは
大井建設工業の大井です
軽井沢では紅葉の見どころとなり
コロナ禍の影響で減少してしまった観光客の皆さんも
増えてきたように感じています
あと1ヶ月経てば、軽井沢には冬がやってきます
短い秋を楽しみましょう!
さて、今日は日本経済新聞の1面の記事を紹介します
「企業年金保険 利率下げ」
「19年ぶり3,000社対象」
という大きな文字が目に入ります
この記事の意味は何でしょうか?
新聞は何を伝えたいのでしょうか?
もしかしたら
「将来の年金がまた少なくなるの?」
そう思う方も多いのではないでしょうか?
半分正しく、半分間違っています
では、年金の仕組みを簡単にご説明します
私たちが将来貰う年金は
・国民年金
・厚生年金
・企業年金
と、大きく分けて3階建てになっています
この中で、自営業の方は「国民年金」のみ
1階部分です
会社員の方は、「国民年金」+「厚生年金」
2階建て部分まで貰えます
そして、大手企業などは
「国民年金」+「厚生年金」+「企業年金」と
3階建て部分まで貰えるようになります
この3階建て部分の「確定給付型」の予定利率を
19年ぶりに1.25%⇒0.25%に下げる方針です
なんと1%も下げます
新聞記事では、今回の発表は第一生命だけですが
他社も追随し、すべての会社が下げるようです
その結果、3階建ての年金運用利率が低くなり
結果として貰える年金が少なくなります
いまは超低金利の時代です
長野県の大手金融機関の普通預金の金利は0.001%です
100万円預けても1年間の利息は10円です
第一生命のように1.25%を保証することは
とても難しい事ですね
もし、0.25%に金利が下がっても
普通預金の250倍の金利が付きます
インフレになり、貨幣価値が下がらなければ
極端に貰える年金額が少なくなることはない
と予想しています
なお、以前の新聞ではローンの完済返済年齢が
上がってきているようです
こちらの方が、少し心配かもしれません
建てる前にしっかりと資金計画を行うことをお勧めします
もし、マイホーム計画で心配であれば
何でもご相談下さいね!
また、10月に出版になった私の2冊目の著書
「お金を貯めたければ家を建てよう」
の中にも、老後の生活について詳しく書いています
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