2021年3月3日
3月の住宅ローンの金利が2ヶ月連続の上昇!
みなさん、こんにちは。
大井建設工業の大井です。
3月に入りましたね!
さて、今回は住宅ローンのお話しです。
3月のフラット35の金利が発表され
2月と比べ0.03%上昇し1.35%になりました。
なんと、今年に入り2ヶ月連続の上昇で
今年だけで0.06%も上昇しました。
0.06%金利が違うと、どのくらい返済が変わるのか?
計算してみました。
借入れ3,000万円で30年返済の場合
総額で約30万円も返済が増加しました。
この金額を大きいと見るか、小さいと見るか
個人の判断かもしれませんが
私は「大きい」と考えています。
では、なぜ金利が上昇しているのか?
その理由は、長期金利の上昇です。
以前にもお話ししましたが、
住宅ローンの金利は長期金利(10年物の国債の金利)
に連動しています。
その長期金利が上昇しているのです。
上昇している理由は2つあります。
1つ目は、アメリカの金利上昇で
2つ目は、日銀の政策変更です。
新聞記事を要約すると
「コロナウィルスのワクチン接種や
バイデン大統領の巨額な経済対策が進み
今後は景気が良くなる期待が高いので
金利の上昇に繋がっている」
という事です。
景気が良くなると金利が上昇する?
残念な事ですが、景気が良くなると
住宅ローンの金利は上昇する傾向があります。
こちらの図は、バブル時代の長期金利をグラフにした物です。
なんと、最高で9%もの金利になっています。
私が社会人になった当時、
銀行の預金金利が8%という時代でした。
例えば1,000万円の預金があれば、
1年間で利息が80万円も貰えます。
夢のような時代でした。
こんな事は二度と起きないとは思いますが
今後の金利については注意が必要です。
特に、変動金利を考えている方は
必ずチェックして下さいね!
佐久地域で注文住宅を建てるなら
大井建設工業へお声を掛けてくださいね